2012年1月29日日曜日

2011年6月12日日曜日

あつい



今年の夏はフェス三昧にしたいなぁと思います。

2011年2月28日月曜日

【山形】犬の宮 猫の宮


山形県高畠町にある「犬の宮 猫の宮」
その名の通り、ペットの犬や猫を供養するお宮。
犬の宮が石段登った上に、猫の宮は道路挟んだ向かいにあります。
どっちのお宮もペットと思われる犬と猫の写真がお宮の柱やら壁やらびっしりと貼ってあって、
とっても濃い民間信仰の場です。
怖くないけど、なんかとてもペットへの飼い主の深い愛情を感じる場所です。
行くときは細い一本道なので反対から車来たらどっちかがバックしないと無理です。
私は他見ナンバーなのでバックしないで通してもらいます、ありがとうです。
亀岡文殊も近くにあります。

2010年3月26日金曜日

書いてみてよと言われて深夜に書いたファンタジー





ある日、神さまが迷子になって、全てのものが反対になった。
右は左に、上は下に、赤信号は青信号に、罪人は聖者に、まるで夢を見ているみたいに全ては綺麗に反対になって、世界は死体で溢れ返った。
いつものように高校の屋上で数学をサボっていた理沙も空に向かってダイブした。

その日、次の神の座を狙う者達による熾烈な争いの火蓋が切って落とされた。

昨日まで世界を治めていた神さまは意外と気の長い性格のようで、世界はとても安定して300年程の時が流れていた。
人々は安定した世界でそれぞれ幸せに暮らし死んでいく。
そんな小さなライフサイクルの中で、次第に神さまはみんなの心から忘れ去られてしまった。
神さまはそれをとても悲しんで、そしてひっそり苦しんだ。
自分が作った世界に住む人々が、自分の存在を忘却していくことに耐えられなかった。
地球の空のとても遠くから地上を眺めては溜息を吐いてばかりいた神さまは、ある日突然神さまをやめてしまった。
そして全ての理は狂ってしまったのだ。

重力加速度によって凄まじい速度で空高く落ちていく理沙は、吹き飛んでしまいそうになる眼鏡を片手で押さえては目を凝らして辺りを見渡す。
そこかしこに他の候補者達が空高く落ちようとしているのが見える。
雲に突っ込んで失速する者、偏西風に巻き込まれて横方向に吹き飛ぶ者、積乱雲の中の雷に打たれて絶命する者、そして何事もなく全てをすり抜けて落ちていく者。
理沙は成層圏に突入したのをいいことに、両手両足に氷の結晶を巻きつかせる。
どんどん鋭利な形を形成するそれを見てはニヤリと笑みを浮かべた。
左右の手には五本ずつ伸びる大きな鉤爪のような氷の武器が装着され、鋭利な切っ先で思うように引き裂くことが出来る。
理沙が自分専用の氷の武器を愛おしげに見つめたその時だった、
「…っ」
突然こちらに向かって雷光が放たれる。
僅かに変わった空気の振動を読んでその光線上から外れると、理沙は発射された方角へと身構えた。
咄嗟に光線の経路から敵の位置と攻撃力を弾き出すと、そのまま理沙の脳内へと情報が転送される。
どうやら敵は雷光での攻撃を得意とするらしい。
理沙は雷光が直進しか出来ないことと周りの粒子との反射率を即座に計算し、反撃方法を割り出していく。
敵の二射目の雷光が発射された。
理沙は口元に笑みを浮かべると、その雷光に向かって直進する、刹那、凄まじい衝撃音。
遠くに見えた敵は、真っ黒焦げになって失速し、地面へと急降下していく。
理沙は咄嗟に両手を突き出して雷光を反射させ、予め計算された反射角によって曲げられた雷光が敵を1秒も経たない内に直撃したのだ。
「あと一人」
理沙は誰に言うでもなく呟くと、少し離れた距離にいるもう一人の敵をしっかりと見据えた。
敵の少し前方目掛けて両手から拳ほどの大きさの雹を連射する。
行く手を阻まれた敵がこちらの存在に気付いた。
「遅いよ」
その間に背後に回った理沙はまたニヤリと笑うと、右手を思いっきり振り下ろした。

ザシュッ

途端に伝わる肉を裂く感触、驚愕の表情を浮かべた敵は悲鳴を上げる間もなく、引き裂かれたその身を大きく痙攣して絶命した。
カラン、と両手に装着していた武器が外れて大量の血を噴き出した身体とともに地上へ落下する。
人間の動作を完全に停止させる、その全ての事を自分が引き起こしているのかと思うと快感が理沙の身体中を駆け巡った。
噴き出した血が青かったことなど、どうでもよかった。

理沙はそのまま重力加速度に身を任せてついに大気圏を突破する。
一気に暗転した視界に最初こそ驚いたものの、次第に煌めく星を見つけては心が躍った。
無重力のおかげで自分の身体が軽くなり、あれほど苦労していたダイエットがばかばかしく思えたが、ふわふわと広がってしまうスカートが少し恥ずかしかった。
時折流星群の破壊に手間取ったが、あっという間に太陽系らしき銀河は抜けてしまったようだった。

暫く穏やかな黒い空間が続き、理沙はふとさっきまでいた日常のことを思う。
学校は、たぶん壊れてしまっただろう、だから嫌いな数学だって無くなっただろうし、サボっていたことも怒られはしない。
家族は、バラバラになってしまっただろう、みんなどこかで生きていてくれればいいな、そしてまた会えればいい。
昨日喧嘩してしまったままの彼氏は、ちょっと心残りだけれど、唇をなぞって一昨日のキスを思い出す。


きっと大丈夫、私が神さまになればまたみんな幸せになる。
理沙はそう思い直すと、氷の膜が張った眼鏡のレンズをごしごし拭いた。

そうして何日か過ぎ、そんな何日かの積み重ねは時間の感覚を麻痺させて、随分と時が流れたような感覚が理沙を取り巻いた。
相変わらず眼前には真っ黒い宇宙とキラキラ光る星が広がり、実は少し飽き飽きする景色だった。
もう地球からは随分遠くに来てしまって肉眼で見ることは叶わなかったし、だからといってこの先に何かがあるとも思えないような底なし闇の世界。
神さまの居場所は宇宙の果てと決まっているのに、いつまでたっても宇宙の果ては見えてこない。
理沙はちょっと不安になって涙が一筋零れたが、すぐに固まって氷となり、パリンと音を立てて砕け散った。

いつもサボっていた理沙は知らない、数学の先生が教えていたものがひとつある。
たとえ神さまが迷子になっても絶対ひっくり返らないという、たったひとつだけの決まりごとだ。

『宇宙に向かって重力がさかさまになったとき、重力加速度が宇宙の広がるスピードよりも速ければいつか宇宙の果てにぶつかる。宇宙の広がるスピードの方が速ければ、死ぬまで宇宙へと落ちていく』

そしていつしかその軌跡に星屑が集まって輝きを放ち新しい星が生まれる。
それが新しい世界の神さまなのだと。



終わり。
include日本酒@深夜に一気に書いたのでものすごいマイワールド炸裂した。
主人公の女子高生の名前を熟考する暇もなく、なんとなく理沙にしちゃったあたり何も考えてない感じがばりばり出てる。
ちょっとこれ(こんな文字書き1年生の文章でいいのかわからんけれど)寄稿することになったっぽいので、今から表紙を描いてくるよ。萌えるやついくぜ萌えるやつ。

2010年2月6日土曜日

かみねんど!!













材料:紙ねんど、新聞紙(身体の芯が新聞紙で表面が紙ねんど)


萌えだけで作りました。

なのに衣装とかいろいろ変えてしまいました。

でもどうしても作りたかったんです。


明日はちゃんと勉強します。